top of page

2026年 日本の食品表示法の変更点まとめ

更新日:6月16日

一目でわかる食品表示法2026大改正の流れ


食品表示がされた商品のイメージ|エニトロンジャパン

2026年前後の法改正における大きな流れは、「表示をより詳細に、消費者が一目で理解できるようにする」という方向性です。


その結果、従来のラベルをそのまま使うのではなく、「アレルゲン、添加物、原材料表記、個別品目規定」を反映して設計し直さなければならない商品が増えています。ラベルを一度作れば長く使えた時代から、時期・商品・原材料・輸出国に応じて「バージョンが増え続ける時代」へと変わりつつあります。


このように、食品表示の変更が頻繁に発生する現場では、外注ラベルだけに依存するのではなく、必要な時に必要な分だけ印刷できるカラーラベルプリンターの導入が有効です。





アレルゲン表示が2026年以降のポイント


アレルゲン表示例|エニトロンジャパン



添加物表示:「原則表示」の徹底と詳細化の時代へ


添加物表示例|エニトロンジャパン

2025〜2026年の改正では、「栄養強化の目的の一部の添加物の表示免除の廃止」などにより、これまで省略できていた添加物も可能な限り表示する方向へと舵が切られました。


また添加物は、用途名(保存料、酸味料など)+ 物質名の組み合わせで、第三者が見てもどのような役割で配合された成分なのか理解できるように表記することが求められます。

その結果、成分名を省略して書いたり、「その他添加物」のように大まかにまとめる方法は認められにくくなり、長くて複雑な文言をラベルいっぱいに詰め込まなければならない状況が増えています。



原材料・原産地・個別品目規定の整備


ここ数年、「原材料の重量割合第1位の原産地表示義務化」など、原産地・製造地表示が原則として求められる方向で改正が進んできました。


同時に、醤油などの個別22品目、調理冷凍食品、農・畜・水産加工品など、品目別の表示規定が整備され、2026年4月に完全施行を迎えました。現在は新基準への厳格な対応が求められています。特に冷凍食品や惣菜、お弁当などは「冷凍食品特有の例外的な運用」が減り、一般の加工食品と同等の厳格な表示が求められるようになるため、スーパー、PB、OEMブランド側でのラベル再設計作業が大幅に増加すると予想されます。



輸入・PB・惣菜業界が特に忙しくなる理由


輸入食品は「海外のラベルをそのまま日本語に翻訳する」だけでは通用しなくなり、日本の基準に合わせて添加物や原材料を改めて分解・設計し直す必要があります。


PB、惣菜、お弁当などの店舗製造商品では、本社・店舗・OEM間で「誰がどこまで責任を持って表示を管理するのか」を再整理しなければならないほど、表示管理体制そのものの見直しが求められています。この過程で、製品群別、店舗別、納品先別、時期別にラベルのバージョンが細分化され、頻繁に変更することが日常茶飯事になりつつあります。



従来の方法(外注 / バーコードラベルプリンター)では対応が難しい理由


1. 外注印刷方式の限界

外注の限界まとめ|エニトロンジャパン
  • 少しの法改正でもラベル在庫が一気に廃棄に 食品表示法は細かな改正が続くため、完成品のラベルを大量に外注印刷しておくと、表示基準が変わるたびに「使い残したラベル=全量廃棄」になってしまいます。


  • 商品・バージョンが多いほど、ラベルの在庫と品目管理が困難に 味・内容量・納品先・PB商品ごとにラベルが増えると、数十〜数百種の外注ラベルをそれぞれ数ロールずつ在庫として抱える必要があり、倉庫管理や有効期限の管理が非常に複雑になります。


  • リードタイムが長く、「法改正・リニューアル → 実際の陳列」までに時間がかかる デザイン修正 → 印刷会社への依頼 → 校正の往復 → 納品までに時間がかかるため、緊急の回収(リコール)、法令対応、キャンペーンの変更などに即座に対応することが困難です。


  • 多品種小ロットでは単価・初期費用が見合わない 外注は版代やセッティング費用がかかるため、数量が少なくラベルのバージョンが多い場合にはロットあたりの単価が跳ね上がります。「念のため多めに刷っておこう」という心理から、結果的に在庫・廃棄コストが膨らむ原因になります。

 2026年のようにアレルゲン・添加物・原材料の規定が頻繁に変わる時期には、外注だけに頼ってすべてのラベルを回すのは、リスクと損失が大きすぎる構造と言えます。


2. バーコード(モノクロ)プリンター依存方式の限界


ここでは、食品業界でよく使われている「モノクロバーコード/熱転写プリンター + プレ印刷(既製カラー)ラベル」の組み合わせを想定しています。


バーコードプリンターの限界(例)|エニトロンジャパン

  • カラー表現ができず、アレルゲンや注意文言、アイコンを直感的に識別しにくい モノクロバーコードプリンターは文字やバーコードの印刷には強みがありますが、アレルゲンアイコンのカラー色分け、警告色、商品ごとのブランディングカラーを表現することができません。結局、「背景カラーだけ印刷されたプレカットラベル + 上に黒い文字を追加」という構造になり、情報は多いものの、一目で読み取りにくいラベルになってしまいます。


  • 「カラーラベル + 白黒の可変情報」の二重構造で、作業が倍の手間に 実際の現場では、外注した印刷済みのカラーラベルを受け取り、その上からバーコードプリンターで賞味期限、ロット、原材料の一部を再度印字する「二重のラベル作業」を行っているケースが多く見られます。ラベルが2枚になったり、小さなラベルの上にさらに印刷して貼り付けたりするため、作業動線が複雑になり、ミスや漏れも増えやすくなります。


  • バーコード・QRコードの耐久性が不十分な場合も バーコードやQRコードは「消えないように」印刷する必要がありますが、低価格な感熱ラベルや環境が優れない場所では、印刷が擦れ、湿気、摩擦に弱く、時間が経つにつれて薄くなる問題が発生することがあります。特に冷蔵・冷凍、水分や汚れの多い食品ラインでは、リーダーでバーコードが読み取れず、検品・出荷エラーにつながる恐れがあります。


  • デザインや文言を頻繁に変える運用には構造的に不向き バーコードプリンターの本質は「決められた枠の中で数字や文字をいくつか変更する用途」であるため、アレルゲン文言全体を入れ替えたり、レイアウトを大幅に変更したりすることには限界があります。結局、法改正レベルの大きな変更があるたびに、ベースとなるカラーラベルを外注で作り直し、バーコードプリンターの設定も同時に修正しなければなりません。


冷蔵・冷凍環境や水分の多い食品ラインで、ラベルの耐水性・耐擦過性を重視する場合は、LEDトナー方式のOKI カラーラベルプリンターも有効です。OKI Pro1040は、GHS・食品・物流ラベルなど、高い耐久性が求められる現場でのラベル内製化に適しています。


なぜ「デジタルカラーラベルプリンター」が必要なのか


デジタルカラーラベルのイメージ|エニトロンジャパン

これからは「ラベルを綺麗に印刷する機械」ではなく、「法規制対応・商品企画・MD変更を支えるインフラ」であるかどうかが重要になります。


デジタルカラーラベルプリンター(インクジェット・トナー)は、以下のような点で2026年以降の食品表示改正において特に有利です。


  • 多品種小ロットのラベルをその都度印刷 アレルゲン文言が異なるバージョン、PB・企業別の商標が異なるバージョンなどを、数十〜数百ロールずつ印刷しても単価の負担が少なくて済みます。


  • デザイン・文言の変更にスピーディーに対応 法改正、原材料の変更、キャンペーン文言などのラベル修正が発生するたびに、印刷会社に版の交換や製造を依頼する必要がなく、社内で即座にデータを書き換えて印刷できます。


  • カラーやアイコンの活用による理解度の向上 アレルゲンアイコン、調理・解凍方法、賞味期限の注意事項などをカラーで色分けし、消費者の理解を助けるデザインを自由に実装できます。





「可変データ印刷(バリアブル印刷)」でアレルゲン/原材料バージョンを一括処理


可変データ印刷イメージ|エニトロンジャパン

エニトロンジャパンのカラーラベルプリンターのように、可変データ印刷に対応しているデジタルカラーラベルプリンターであれば、法改正への対応が格段に効率化されます。


例えば、以下のような活用が可能です。




  • 商品ごとにアレルゲンの組み合わせが異なる場合 商品A:小麦・乳成分を含む、商品B:小麦・乳成分・卵を含む、商品C:ナッツ類を追加、など、アレルゲン文言が少しずつ異なる数百のSKU(最小管理単位)を、エクセルデータを一度読み込むだけで連続出力できます。


  • 輸入食品の日本語ラベル 同一商品であっても、輸入の時期やサプライヤーによって添加物・原材料の構成が変わることがあります。ロットごとの情報をデータベースから呼び出し、「ロット単位で異なる日本語ラベル」を自動印刷できます。


  • PB・店舗ごとの情報の違い 同じレシピであっても、店舗名、電話番号、製造所表記、価格、バーコードが異なる数十店舗分のラベルを一括印刷できるため、店舗数が多いスーパーやチェーン店で特に威力を発揮します。


つまり、食品表示法2026年の改正によって「可変項目」が爆発的に増加するからこそ、可変データに特化したデジタルカラーラベルプリンターを備えているかどうかが、企業の競争力とリスク管理の分かれ道になります。



2026年の食品表示法改正は、単に「ラベルを作り直す」だけでは終わらない、ラベルの運用体制そのものを再検討すべきタイミングでもあります。


外注依存やバーコードプリンター運用からの脱却をご検討中の方へ、エニトロンジャパンでは、用途・規模・ご予算に合わせて、OKI・キヤノン・エプソンのカラーラベルプリンターをご提案しています。たとえば、冷蔵・冷凍環境や耐水性・耐擦過性を重視する食品ラベルにはOKI Pro1040、写真やデザイン性を重視する商品ラベルにはキヤノン LX-P5500、小ロット・省スペースで始めたい現場にはエプソン CW-C4020など、運用条件に合わせた選択が可能です。


食品表示法改正への対応、アレルゲン表示の変更、PB・惣菜ラベルの多品種小ロット印刷をご検討中の方は、食品業界向けソリューションやカラーラベルプリンター製品一覧をご確認ください。実際のラベル品質を確認したい場合は、無料サンプル申込から各メーカーの印刷サンプルをご依頼いただけます。







食品表示法改正に対応するカラーラベルプリンターのよくある質問


Q1. 食品表示法の改正に合わせて、ラベルを社内で印刷することはできますか?

はい、可能です。アレルゲン表示や原材料、添加物、製造所情報などが商品ごとに異なる場合でも、デジタルカラーラベルプリンターを活用すれば、必要なタイミングで必要な分だけラベルを印刷できます。エニトロンジャパンでは、食品ラベルの内製化をご検討中の企業向けに、用途別のカラーラベルプリンター製品一覧をご案内しています。


Q2. 冷蔵・冷凍食品のラベルには、どのようなプリンターが向いていますか?

冷蔵・冷凍環境では、結露や水分、こすれによってラベルの文字やバーコードが読み取りにくくなることがあります。そのため、耐水性や耐擦過性を重視する場合は、LEDトナー方式のOKI Pro1040が選択肢になります。食品ラベルだけでなく、物流ラベルやGHSラベルなど、耐久性が求められる現場にも適しています。


Q3. 惣菜・PB商品など、少量多品種の食品ラベルにも対応できますか?

はい。惣菜、弁当、PB商品、季節限定商品などは、商品名・原材料・アレルゲン・価格・店舗情報が頻繁に変わるため、外注ラベルだけでは在庫管理が難しくなりがちです。小ロットから始めたい現場では、コンパクトなエプソン CW-C4020や、食品・化粧品ラベルの高画質印刷に適したキヤノン LX-P5500などを比較して選ぶことができます。


Q4. 透明フィルムやクラフト紙を使った食品ブランドラベルも作れますか?

透明フィルムやクラフト紙、有色紙を使ったラベルでは、通常のCMYK印刷だけでは文字やデザインが見えにくくなる場合があります。そのような場合は、ホワイトトナーに対応したOKI Pro1050が有効です。透明容器に貼るラベルや、ナチュラル系・プレミアム系の食品パッケージラベルにも活用できます。


Q5. 自社の商品ラベルで印刷品質を確認してから導入できますか?

はい。エニトロンジャパンでは、導入前に実際のラベル品質を確認できる無料サンプル申込をご用意しています。現在使用しているラベルデータや、検討中のデザインに近いサンプルで確認したい場合は、食品業界向けソリューションを確認したうえで、用途や課題に合わせてご相談いただけます。



ラベルに関するご相談はお気軽にエニトロンジャパンへ


「まずは相談だけ」でも構いません。ラベル印刷の改善に興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。


  • ラベル内製化に関するご相談

  • サンプル作成のご依頼

  • 費用対効果のシミュレーション


上記のようなお問い合わせは、下記ボタンより常時お受けしております。

貴社のビジネスを彩る、最適なラベルソリューションをご提案いたします。





エニトロンジャパンが選ばれる5つの理由




サンプル請求|エニトロンジャパン

無料サンプル請求

製品ごとのラベル品質を、

ぜひ実物でお確かめください!



お問い合わせ|エニトロンジャパン

製品に関するご相談

製品仕様、お見積、導入相談など、あらゆるご質問に

丁寧にお答えします。


個別オンライン相談|エニトロンジャパン

個別オンライン相談

最適な機種やラベル運用について

専門スタッフが丁寧に

ご提案します。




著作権Ⓒ2026 Anytron Japan. 無断転載を禁じます。

sales@anytron.jp

03-6269-3022

対応時間 平日 10:00~17:00 (12:30~13:30 を除く)

※土・日・祝日 休み

 

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 20階

  • Instagram
  • X
  • YouTube
bottom of page