GHSラベル、外注製作と社内印刷、どちらがより効率的か?
- Anytron Japan
- 7月18日
- 読了時間: 8分
更新日:8月4日
GHSラベル、外注製作と社内印刷のどちらがより効率的だろうか?
GHSラベルとMSDS警告標識は、化学製品を製造または取り扱う事業場で継続的に管理しなければならない重要な表示事項です。 製品を初めて発売するときだけ製作するのではなく、新規製品の追加、製品情報の変更、供給者情報の変更など、さまざまな状況でGHSラベルの製作や出力が必要な状況が継続して発生します。
このような理由から、過去には大部分が外注製作が一般的でしたが、 最近では生産環境の変化に伴ってカラーラベルプリンターを活用した社内印刷も一緒に検討する企業が増えています。
それなら、どのような方式が自社により適しているでしょうか?
GHSラベルの運用方式は生産環境によって異なります
GHSラベルの運用方式には正解があるわけではありません。 次のような要素によって適した方法が異なる場合があります。
製品の種類がどれくらい多いか?(生産品目数、大量生産 or 少量多品種)
新規製品が頻繁に発売されるか? / 製品情報の変更が頻繁に発生するか?(製品情報の変更および新製品の頻度)
顧客企業ごとに異なるラベルを使用するか?(顧客企業別のラベル運用の有無)
緊急出荷が頻繁に発生するか?(緊急出荷の頻度)
この質問に対する答えが外注製作と社内製作を決定する重要な基準になります。したがって、まず社内の運用環境を確認することが重要です。
1.GHSラベルの外注製作が適している場合
次のような環境であれば、外注製作が効率的な選択になる可能性があります。
同一の製品を長期間生産する場合
同一のラベルを大量に修正なく使用する場合
製品情報の変更がほとんどない場合
十分な製作期間を確保できる場合
このような環境では、初期の設備投資なしに必要なラベルの供給を受けられるというメリットがあります。
2.GHSラベルの社内制作が適している場合
反対に、以下のような環境であれば、社内製作が運用効率を高めるのに役立つ可能性があります。


① 製品の種類が多い場合
製品ごとにMSDS警告標識とGHSラベルの内容が異なる場合、管理しなければならないラベルの種類も一緒に増加します。必要な数量だけ印刷できる環境が、管理効率の向上に役立つ可能性があります。
② GHSラベル情報の変更が頻繁に発生する場合
製品名、供給者情報、警告文などが変更されると、既存のラベルを継続して使用できない場合があります。社内印刷は、修正されたデータを反映して必要な数量だけ再印刷できるというメリットがあります。
③ 少量多品種の生産環境
最近の製造業は、多様な製品を少量で生産するケースが増加しています。このような環境では、最小製作数量や残余在庫の負担を減らせるよう、必要な分だけ印刷する方式が適している場合があります。
④ 緊急出荷が多い場合
出荷日程が差し迫っている状況では、GHSラベルをすぐに印刷できる環境が生産日程の管理に役立ちます。
GHSラベル製作方式の比較
比較項目 | 外注製作 | 社内製作 |
大量生産 | 適している | 生産環境によって異なる |
少量生産 | 最小製作数量の影響を受ける可能性がある | 必要数量のみ出印刷可能 |
情報変更 | 再製作しなければならない | データ修正後すぐに印刷 |
納期対応 | 製作および配送日程が必要 | 現場で即座に印刷して使用 |
在庫管理 | 余剰在庫の保管が必要 | 在庫負担の減少 |
企業の生産方式と運用環境によって、適した選択は異なる場合があります。
重要なのは「印刷方式」よりも「運用方式」です。
多くの企業がラベル製作費用だけを比較しますが、実際の運用ではラベルの修正頻度、在庫管理、作業時間、出荷日程、製品の種類などの要素を一緒に考慮する必要があります。
特に製品の種類が多く、変更が頻繁な企業様であれば、ラベルをどれだけ迅速かつ柔軟に管理できるかが運用効率に大きな影響を与える可能性があります。


GHSラベル導入前に確認すべき基準
社内印刷が適していると判断された場合でも、プリンター導入前には次の項目を一緒に確認する必要があります。
必要なラベル規格と最大印刷幅
GHS絵表示と小さな文字の視認性(可読性)
使用するラベル素材との互換性
月平均の印刷量と1枚あたりの印刷コスト
消耗品の交換と維持管理方式
ラベルデータの修正および作業の利便性
このような要素を総合的に比較してこそ、貴社に適したGHSラベル印刷環境を構築することができ、長期的な運用効率も高めることができます。 機器の導入をご検討中であれば、まずは実際のGHSラベルでサンプル印刷を行い、自社の運用環境に適合するかどうかをあわせてご確認いただくことをおすすめします。
GHSラベルとMSDS警告標識は、単に法規を遵守するための表示事項ではなく、生産性と運用効率にも影響を与える管理要素です。 したがって、貴社の生産方式とラベル運用環境に最も適した方法を選択することが重要となります。
製品の種類が多く、情報の変更が頻繁で、少量多品種生産が多い企業様であれば、必要な瞬間にすぐに印刷できる社内印刷環境が業務効率の向上に繋がります。
GHSラベルの社内印刷をご検討の場合、印刷品質、カラー再現、運用コスト、維持管理まで一緒に比較されることをおすすめいたします。
具体的な数値・導入事例・機種選定基準は、無料ガイドブックにすべて掲載しています。今すぐ下記資料を無料でダウンロード。
具体的な導入相談・コスト試算・印刷テスト等のご依頼は、
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📞 03-6269-3022 📱 070-2667-3444 ✉️ sales@anytron.jp 🌐 www.anytron.jp
FAQ|GHSラベルプリンター・GHSラベル内製化について
Q1. GHSラベルプリンターを選ぶときの基準は何ですか?
GHSラベルプリンターを選ぶ際は、価格だけでなく、印字の耐久性、赤枠ピクトグラムの再現性、小さな文字やバーコードの読みやすさ、ラベル素材との相性、運用量を確認することが重要です。特に化学品・工業製品ラベルでは、水・薬品・擦れ・結露などに耐えられる印字方式とメディア選定が欠かせません。
白ラベルにGHS表示を印刷する用途であればOKI Pro1040のようなCMYK対応LEDトナー機、生産ラインへの自動排出まで求める場合はEpson CW-C6020、印刷スピードを優先する場合はCanon LX-D400などが候補になります。透明フィルムや有色紙など白インクが必要な特殊ラベルの場合は、OKI Pro1050のようなホワイトトナー対応機種もございます。どの機種が自社に合うかお悩みの場合は、お問い合わせから無料でご相談いただけます。
Q2. GHSラベルプリンター用の用紙(メディア)は、どんなものを使えばいいですか? どうやって購入すればいいですか?
GHSラベルの仕上がりは、プリンター本体だけでなく、組み合わせるメディア(ラベル用紙)でも大きく変わります。同じプリンターを使っていても、耐水・耐薬品・耐擦過性に優れたメディアかどうかで、印字の持ちやバーコードの読み取り精度に差が出ます。
エニトロンジャパンでは、インクジェット/トナー方式それぞれに対応したロールラベル・シートラベル用のメディアを、お客様の運用条件に合わせて製作・提供しています。「印刷したいラベルのサイズ」「使用環境(屋外・冷凍・薬品付着など)」「求める耐久性」等をお伝えいただければ、プリンター本体を購入されない場合でも、メディアのみのご相談・お見積りが可能です。すでにお使いのプリンターがある場合は、その機種に最適なメディアだけを選定してご提案することもできます。
「今使っているラベルがすぐ滲む」「サイズに合うメディアが見つからない」——そんなお悩みがあれば、まずはお問い合わせからご相談ください。
Q3. 感熱式・熱転写式のバーコードプリンターとカラーラベルプリンターは何が違いますか?
感熱式や熱転写式のバーコードプリンターは、主に黒1色でバーコードや文字を印字する用途に使われます。そのため、GHSラベルに必要な赤枠ピクトグラムやカラー表示を表現するには、あらかじめ外注でカラー部分を印刷したラベルに、社内で黒文字やバーコードだけを後追い印字する運用になりがちです。
一方、カラーラベルプリンターであれば、赤枠ピクトグラム、ロゴ、注意文言、バーコード、LOT番号などを一度に印刷できます。2度刷りによる位置ズレや在庫管理の負担を減らしやすい点が大きな違いです。主要機種はデスクトップラベルプリンター一覧で比較いただけます。
Q4. インクジェット方式とトナー方式では、GHSラベルに向いているのはどちらですか?
どちらが適しているかは、ラベルの使用環境と運用条件によって異なります。インクジェット方式は導入しやすく、写真やデザイン性のあるカラー表現に向いている機種もあります。一方で、GHSラベルのように水・薬品・擦れ・結露への耐久性や、小さな文字・バーコードの視認性が重視される場合は、トナー方式のカラーラベルプリンターが適しているケースもあります。特にOKI Pro1040のようなLEDトナー方式は、白ラベルへのGHS表示、工業用ラベル、化学品ラベルなどで検討しやすい機種です。
Q5. GHSラベルの内製化は、どのような企業に向いていますか?
GHSラベルの内製化は、化学品メーカー、塗料メーカー、試薬メーカー、接着剤・樹脂メーカー、洗剤・工業用洗浄剤メーカー、潤滑油・金属加工油メーカーなどに向いています。特に、品番や容量が多い、LOT番号やバーコードを毎回変える、外注ラベルの在庫が多い、法改正や成分変更でラベルを作り直すことが多い、ラベルのにじみや擦れによるクレームを減らしたい企業では、カラーラベルプリンターによる内製化の効果を感じやすくなります。実際に7社が公開している削減事例は、GHSラベル内製化ガイドブック|7社の導入実績と最大75%のコスト削減事例からご確認いただけます。
内製化をご検討中の方や、ご興味をお持ちの中で具体的な進め方にお悩みの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。 専門の担当者が貴社の状況を伺い、最適なソリューションをご提案いたします。








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